WIZ-DOGでは、盲導犬クイールを育てた訓練士として著名な多和田悟氏をお招きして、50年に及ぶ盲導犬訓練の現場で培った訓練ノウハウやイヌとのつきあい方に関する哲学を惜しみなくご教授いただく特別講義「多和田教室」を定期開催しています。 講義はWIZ-DOG東京本部(東京都大田区)で行いますが、zoomでの参加やアーカイブ動画の閲覧も可能です。 |
受講を希望される方は下記までご連絡ください(受講には条件があります)。TEL: 03-5483-4910 E-mai: info@wiz-dog.com |
講師プロフィール多和田 悟 (Tawada Satoru)1952年生まれ 1974年 日本盲導犬協会入職 1982年 関西盲導犬協会設立に参加 1995年 クイーンズランド盲導犬協会(豪)の訓練所設立に参加 2001年 関西盲導犬協会 「盲導犬クイールの一生」に担当訓練士として登場。 2003年 日本盲導犬協会 訓練士学校設立に関わる 現在、日本盲導犬協会シニアコーディネーター及び国際盲導犬連盟(Home-International Guide Dog Federation:igdf.org.uk)査察員(1994年から現在まで18協会を査察) 保有資格:盲導犬歩行指導員・日本警察犬協会公認3等訓練士・厚生労働省 白杖歩行指導員養成講座修了 |
Educational Philosophy犬と暮らすことについて■ 犬と暮らす ■ なぜ犬と暮らす? ■ 犬と暮らすうえでより良くしたいこと |
多和田教室の基礎理論■ 教育理論の基本になる考え方 ○ 犬の学習は快と不快の2進法で上書き学習をする ○ 陽性強化を使い「Noで教えない、Noを教える」 ○ 犬とは人語ではなく犬語で話す ■ 犬が人の言うことを聞かない理由 ■ R+(陽性強化)とは |
多和田教室の指導指針■ 多和田語 ○ Dog Education ○ 上書き学習・挿入学習 ○ 否定しない肯定・肯定しない否定 など ■ 指導標準 Don’t ○ 犬と飼い主の能力や求めと乖離した知識による押し付け指導の排除 ○ 対等の関係を築けず専門家としての優位に頼った指導・飼い主に媚びた指導の排除 ○ 観察、分析、計画、検証が犬と飼い主をベースにしてなされていない指導の排除 ■ 求められる基本的な歩行指導員の態度要件 ○ 4つのコミットメント 盲導犬訓練士学校で学生に求めた規範 |
多和田教室の教育方法■ 教育の方法 ○ 稟性評価 ○ 学習のプロセス など ■ 基礎教育(Dog Education) ○ 基礎教育(Dog Education)とは ○ 基礎教育の理念 ・ LIMA ・ 5つの自由(5Freedoms) ・ 5つの領域(5Domains)など ○ 基礎教育の目的 ■ 基礎教育のポイント ○ Goodを教える(正しい) ○ NOを教える(違う) ○ 犬が学んだことの確認をする ○ 犬のレディネス以上のものを提示する ○ 犬の稟性に合ったアプローチで行う |